日本微粒子衝突表面改質技術協会
設立20周年記念式典・祝賀会
(平成29年6月23日)

会場:MU GARDEN TERRACE(名城大学ナゴヤドーム前キャンパス)

     
設立20年の歩み


 日本微粒子衝突表面改質技術協会は、1998年(平成10年)前身のWPC処理研究会および微粒子衝突表面改質研究会を母体に発足し、本年設立20周年の記念すべき節目の年を迎えました。
 この間、本協会はWPC処理、すなわち微粒子衝突(FPB)処理の学術および技術の発展・向上を主導し、自動車をはじめとして様々な機械や装置などの構成部品あるいは工業製品の高機能化に貢献し、現在に至っております。設立以来、協会の発展を支えていただいた副会長及び、専務理事はじめ役員の方々のご尽力、そして会員各位の絶大なるご協力に対し、心からの敬意を表するとともに、厚く御礼を申し上げます。
 次に、これまでの本協会の歩みについて振り返ってみたいと思います。1999年以降個人が行ってきたFPBに関する研究成果および企業における技術開発・応用事例等の講演会・企業紹介に合わせた工場見学会を、また、会員企業のご協力により全国各地を会場として開催された研究会・研修会は、これまで18回を数え、会員の親睦を深めるととtもに、技術交流の場として大きな役割を果たしています。
 一方、1998年11月、会員外の一般の技術者を対象にした第1回の技術講演会『最新の表面改質技術−微粒子衝突による表面改質への応用−』を愛知県工業技術センター(現あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター)において開催し、200名に迫る多数の参加者がありきわめて好評でした。この技術講演会もすでに第10回(2014年9月、タワーホール船堀 東京江戸川区)まで回を重ね、記念技術講演会として、日本における”金属材料の微細組織と特性の制御”研究の第一人者であります東北大学金属材料研究所 教授 古原 忠氏にご講演をいただきました。講演会ではそのつど表面改質・創製に関する基礎・解説から最新の応用にわたる講演論文集を発行してまいりました。この冊子は、本協会専門分野の20年間の歴史と技術動向を知ることができる貴重な宝物であり、高い価値を有するものと確信しています。
 また、2001年には会員のFPB技術に関する基本的・共通的な諸課題について明らかにするため、江上 登氏(名城大学 理工学部教授 現名誉教授)を主査とする共同研究委員会が設置されました。共同研究委員会では、まず、FPBによる表面改質層の特性評価と疲労強度・摩擦摩耗特性を4年間、15回の委員会を開催して調査研究を進めてきました。その内容は第1期共同研究成果報告書(平成17年6月No.1)にまとめられました。ご協力をいただいた企業と担当の方々に対して、感謝申し上げます。なお、第2、第3期共同研究成果報告書については、整理ができ次第配布を予定しています。
 2007年には、本協会の節目として10周年記念講演会・祝賀会を、ホテル名古屋ガーデンパレスで催し、多くの会員が参加され、大変盛会でありました。
 また、2008年の第10回ICSP国際会議(明治大学:東京)では、はじめてFPBのためのセッションが設けられ、本協会関係者から7件のFPB論文が世界へ発信されるすばらしい機会となりました。
 以上のように、設立から今日までの微衝協の活動は、微粒子衝突に潜む無限の可能性を探索する挑戦であり、ものづくりにイノベーション、すなわち常識を破る発想や、発想の転換をもたらした功績はきわめて大きいと考えております。
 最後に、本微衝協が次の20年に向けて、日本のものづくりで一層の役割を果たすとともに、会員各位の益々の発展を祈念致します。 


会長 加賀谷 忠治
   
   
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